天職と適職の違い

本田健さん談

 

<適職>

・上手にできる。

・ある程度の達成感があり、幸せ。

・ある程度の収入もあり、幸せ。

・頑張ってやっている。=努力を伴う。

 

<天職>

・もちろん上手にできる。

・達成感というより、好きだから自然にやっていて、幸せ。

・夢中でやっているうちに収入も伴っていて、幸せ。

・頑張らずにできる。

 →傍から見ていると努力しているように見えるけれども、

  本人は好きでやっている。

 

多くの人が、「適職」を「天職」だと勘違いしている。

しかし、「適職」の場合、どこかで努力したり

頑張っていないとある程度の状態をキープできない。

 

「天職」の場合も、スキルアップのための勉強等、

努力や頑張りが必要であるが、当の本人が、

努力している、頑張っていると感じずに

それを成し得ている。

 

こここそが、「天職」と「適職」の大きく違う点。

「頑張っているかも?」という違和感があれば、

「天職」ではなく「適職」である可能性が高い。

 

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私が感じていた辛さ、違和感。

 

今の仕事は、巡り巡って与えてもらったもの。

もちろん好きだし、達成感もあるし、

なんてrewardingなんだ!!と感じ、

収入にも満足しているし、仕事を通して

自分は本当に幸せだと感じていますが、

常に頑張っている自分がいるのも確かです。

 

自分で自分の背中を押したり、

井戸に落ちた荷物を引っ張り上げる時に

グッと腰に力を入れるような、

そういう「頑張り」が必要な時もあります。

 

ワークライフバランスを見ると、

これでいいのかなと思う時もあります。

 

この仕事なのかもしれないし、

この仕事ではないのかもしれない。

 

「適職」なのは確かだと思う。

でも、「天職」なのか。

 

少し考えてみたいと思います。