『あなたが人生でやっておくべき、たった一つのこと』 by さとうみつろう

再びさとうみつろう氏の本。

 

人間が苦しいのは、

 

「やりたい」

けど

「やれていない」

 

という状態。

つまり、逆方向のベクトルが

自分の中に双方存在し、

逆方向に引っ張ろうとするからだそうです。

 

なので、

 

「やれている」

「やりたいこと」

 

に、フォーカスすると

楽になるということです。

 

好きな仕事をしたいなと思ってやれている。

健康でいたいと思って今日も起きたら痛いところがない。

晴れているから洗濯物を干したいなと思って干している。

お日様の香りのする洗濯物を取り込んで幸せ。

 

そんな「実現しているやりたいこと」を数えると、

実はけっこうたくさんあります。

そういうことにもっと目を向けてみたらどう?と、

この本は投げかけてくれているようでした。

 

 

私のしたいこと

・地に足をつけたい 

→ちょっとだけでもいい、作物を育てたり鳥を飼ったりして、そこからいただく食を作りたい。大地に触れる時間、自然を五感で感じる時間を生活に取り入れていきたい。

 

・子どもの教材・遊び道具を作りたい

→わーって楽しくなってお勉強になるような教材を作りたい。あっと驚くしかけを作りたい。五感を使える教材にしたい。ママやパパやじいちゃんばあちゃん、先生や他の大人が、それを使って子どもと遊んでいてわーって幸せになれるようなものを作りたい。そしてずっと使っていきたいと思えるようなものにしたい。

 

・すっきりと暮らしたい

→好きなものだけに囲まれて、シンプルに暮らしたい。

 

・お金が回ってほしい

→お金のことを忘れてしまえるくらいにお金と自然におつきあいしたい。

 

・心はいつも、豊かでありたい

→あぁ、幸せだな。あぁ、恵まれているな。あぁ、神様ありがとうございます。って、これからも毎日ずっと思っていたい。そして、最高の贅沢と感じることのできるようなちょっとした手間をかける時間を取り入れることのできるライフスタイルでありたい。

 

 

わたしにとってのバルス?

またまた、しみずたいきさんのブログより。

 

あなたにとっての

バルス」に匹敵するものは何だろう?

 

・・・かもしれないし

 

・・・かもしれない

 

「安全」という枠から飛び出し

新しいステップに進むことかもしれない

 

これ、今の私へのメッセージ。

 

ありがとう。受け取りました。

「すごい『お清め』」 by 中井耀香

「お清め」のいろはについての本です。

 

家、財布、人間関係の「お清め」方法について

どのような心意気でどのように「お清め」を

進めていくのか、その理由とともに

わかりやすく解説してあります。

 

また、「お清め」の前に、

「難を避ける」ことが大切だそうです。

 

家をお清めするためには、

気の流れをよくするために美しく暮らすこと、

邪気を家に入れないこと。

 

お財布のお清めに関しては、

お金の性質を知り、

お金に好かれる環境をつくること。

 

人間関係のお清めのためには、

直感を大切に、

情に流されずにお付き合いしていくこと。

 

これらのことを念頭に置いておくとよさそうです。

 

 

『愛の言葉がけ』 by 矢野惣一

心理療法家、矢野先生のご著書です。

 

子育ての中で、大事なポイントをまとめてみました。

 

(1)親は子供の気持ちを代弁してあげよう。

 

(2)ネガティブな感情も隠さなくていいことを教えてあげよう。

 

(3)子どもは親の言うとおりではなく親のようになることを肝に銘じよう。

 

(4)お手伝いは誰のため?「お願い」であるべき。

 

(5)子どもの嘘をあばいても何の解決にもならない。

 

(6)失敗した時には、うまくできるにはどうしたらいいか考えさせる。

 

(7)子どもを甘えさせよう。※主語に注意。

   甘え・・・子どもを受け入れ、子どもが求めることすること。

  過保護・・・親が勝手に子どものためと決めて押しつけること。

 

 

『ダメな時ほど運はたまる』 by 萩本欽一

「お金ではなくて運をためよう」と

呼びかける1冊。

 

「運をためる」とは、

辛いことがあっても、悔しいことがあっても、

悲しいことがあっても、苦しいことがあっても、

文句を言わず(文句を言うと運が逃げるそうです)

「未来にいいことが待っているから!」と思って

楽しむくらいでいることだそうです。

 

また、「言葉」についての描写もありました。

欽ちゃんの、お母様がつむいでくださった言葉が

のちに大きな宝物になったとのこと。

 

「子どもによい言葉をつむいでいこう」と

欽ちゃんは本書で述べています。

 

こういう風に言ってもらえると嬉しいなと思う

言葉をたくさん子どもにかけてあげることで、

相手のことを考えて言葉をつむぐことができる

人間に成長するのではと、考察されていました。

 

親の育てたように子は育つのではなく、

親のように子は育つのですね。

 

 

吉野弘 『祝婚歌』

しみずたいきさんのブログより。

ameblo.jp

 

二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい
To stay happy, better to be silly

立派過ぎないほうがいい
Better not to be too great

立派過ぎることは長持ちしないことだと気づいているほうがいい
Better to be aware that being too great will not last long

完璧をめざさないほうがいい
Better not to aim for perfection

完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい
Better to talk big that perfection is unreasonable

二人のうち どちらかがふざけているほうがいい
Better that either of the two is playful,

ずっこけているほうがいい
Making a fool of oneself

互いに非難することがあっても
Even when there is an event to accuse each other

非難できる資格が自分にあったかどうかあとで疑わしくなるほうがいい
Better to become afterwards suspicious of possessing the right to criticize the other


正しいことを言うときは
When speaking the truth


少しひかえめにするほうがいい
Better to say it somewhat mildly

正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気づいているほうがいい
Better to be aware that saying what’s right easily hurts the other


立派でありたいとか正しくありたいとかいう無理な緊張には色目を使わず
Without being seduced by uneasy tensions in trying to be praiseworthy or right


ゆったりゆたかに
Relaxed, calmed

光を浴びているほうがいい
Better to be in the sun

健康で風に吹かれながら
While being blown in the wind wholesomely

生きていることのなつかしさにふと胸が熱くなる
suddenly your hearts get filled with deep emotion by a fond sense of being alive

そんな日があってもいい
That will be the day.


そしてなぜ 胸が熱くなるのか黙っていても
ふたりにはわかるのであってほしい
Then hopefully you two will understand why the hearts are filled with deep emotion by exchanging no words.



by Hiroshi Yoshino 吉野 弘

 

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夫婦、パートナー間だけではなく、

広く存在する叡智のように思います。