『毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?』 さとうみつろう (ワニブックス)
「幸せ」について教えてくれる1冊です。
さとうみつろう氏のブログを見つけて読み始めているうちに、ご著書があると知り、手に取ってみた1冊目でした。
写真にメッセージが添えられていて、短い文章で、大事なことを心にストンと落としてくれます。自分って幸せ~感の高まるワークも所々登場します。
「心配事をしているのは、たいてい、幸せな時、幸せな場所で、です」
心配事をしているようだけど、それは今現在が幸せであることを知らせてくれるものだということだそうです。確かに、「あーどうしよう」と思い悩んでいる時は、ふかふかの布団の中だったり、あたたかいお風呂の中だったり、、、します、ハイ。
「あなたが悩んでいる時、あなたは過去にいます。
あなたが不安になっている時、あなたは未来にいます。
あなたがくつろげるのは、今だけです。
今には、不安も悩みも存在できません。」
どうしようもない過去、どうなるかわからない未来のことに思い悩んで「今」という時間を割く暇があったら、「今」を楽しまなくてはもったいないですね。それでもついつい、考えてしまうことがあります。修業が足らないです。そんな私に、マジックワードが↓↓↓
「ひょっとして私って、幸せなのか??」
これは最強の自問ですね。「幸せなんじゃん!」としか自答しようがないという・・・。
「ネガティブなことを考えた後に、
『やっべー』と思ったらネガティブだけど、
ネガティブなことを考えた後に、
『でもオッケー』と思えたら
それはもうネガティブでは無いの法則。」
ネガティブになりがち(心配しすぎ)な時には、トレーニングのように「ネガ」→「でもオッケー」、「ネガネガ」→「でもオッケー」、「でもネガ」→「でもオッケー」・・・と、延々と繰り返していくうちに、なんだかどうでもよくなるような気がします。
「良いことがあったら、次も良いことが起こる。
悪いことがあったら、次は良いことが起こる。」
こんな風に考えるだけで、前を向いていけそうです。そう、この世は相対性なんだもの。「悪い」ことのおかげで「良い」ことがあるわけだし、「良い」ことはまた続けばいいんだし。要するに、「良い」だの「悪い」だの、色をつけているのは自分ということなのでしょうね。
そしてよくわからなくなったらコレだ!
「ひょっとして私って、幸せなのか??」
読書感想文 by Amy