『40歳からを悔いなく生きるブッダの知恵』byアルボムッレ・スマナサーラ
40歳は変化にためらいを感じたり、保守的になりがち。
しかし、世の中とは変化をするもの。
人の心も移ろいゆくもの。
そんな迷える40代をどう生きていくのかの教えが
仏教の観点から説かれています。
*他人の事は理解できないものだと知るべき。
しかし、「何か困っていないかな?」と配慮することはできる。
*「親」や「上司」という肩書で人を管理・支配しないことが大事。
* 組織のリーダーとは、組織の「お母さん」たるべき存在。
つまり、夫や子どもが生活しやすくなるために様々なことをするお母さんのようなものだと考えるとよい。
*世の中は変化し続けるものである。
変化を受け入れ、変化に合わせていくことが肝要。
ふらふらと流されるのとはまた違う。
「合わせて」いく。
つまり、変化の先にある自然に身を任せるのではなく、
「合わせていく」という主体性が重要なのだ。
具体的には、
◎目の前のことを懸命にやること。
*迷いや不安が生じたら・・・
それに翻弄され、自分を見失って結局のところ何もしないことは一番よくない。
◎目の前のことを懸命にやること。
に尽きる。
*無常とは、物事が常に移り変わること。
人の心も常に移ろいゆくこと。
この「無常」を受け入れて生きていくことこそが、
人間としての理想的な生き方である。
*本当の安らぎとは、「すべてははかない」と納得すること。
つまり、時間のはかなさも知っているので時間を無駄にしないため、
執着がなくなる状態。
*反省はしても後悔はしないことが大切。
一日の終わりに「今日は今日なりに自分のベストが尽くせた!」と
思って終えればすべてがOK!!!